自社WebサイトとSNSを利用してリクルーティング
お客様からのご依頼で、リクルーティング専用サイト制作
経緯
当初求人サイトに広告を掲載する予定で進めており、まだ契約されていない状況で色々検討している時点で、今回の求人活動が長期化することが予想されているが、途中で広告内容の編集ができないことを含め、複数の課題が出てきたため、一旦求人広告掲載予定を止め社内で検討されたとのこと。
その検討の過程で、社員さんから「それなら自社で求人サイトを制作すれば自由に編集できるし、同時にSNSを利用し、求人案内や自社求人サイトへ誘導をする方が理想的な人材にたどり着けるのでは?」との意見があったとのことで、弊社にご相談いただきました。
企業様へのご提案
ご相談いただいた時点で、ある程度自社求人サイトを制作する方向は固まっていましたが、改めて社長と幹部の方を含めミーティングを開いていただきました。
詳細情報は守秘義務があり記載しませんが、社長からのご提案で、「これだけネットが様々な面で浸透しているのだから、求人サイトに掲載するのも良いけれど、自社でできる会社は自社でやった方がプラス面の方が絶対多い、他社さんにもこの事例を案内して良いよ」とのことで、ご紹介させていただきます。
以下、ミーティングでお話させていただいた内容です。
自社求人サイトを制作・運営するメリット
- 費用面
今回の事例では、幹部候補の募集ということもあり長期的な求人を検討されており、予算も取られていたとのことですが、求人広告費はかなり高額です。良い人材採用のためには必要なものですが、自社求人サイトの制作費・SNS広告費と運用経費を含めても、求人サイトに掲載する費用の1/3以内。 - 運用面
リアルタイムに企業情報やイベント情報を伝達できる、社員さんの紹介追加やその時々の職場風景や出来事などをブログ形式で紹介できるため、求職者の方に対して親近感を持ってもらえる可能性が高くなり、特に人物紹介などはリクルーティングに大変有効。 - 会社内の活性化
求人活動のための日々の作業を通して、会社が求める人物像を社員間でも共有できるため、個々の社員に対して良い刺激となり、結果的に士気が高まる。
自社求人サイトを制作・運営するデメリット
デメリットはほとんどありませんが、敢えて言うなら、日常業務にプラスしSNS投稿や運用面の作業が増えることです。しかし、それも含めて会社が求める人材を迎えるための作業であるため、メリットと言えます。
まとめ
求人サイト制作後まだ1ヶ月も経過していないため採用には至っていませんが、社内の活性化という面で予想以上の良い変化が出ているとのこと。
応募者からの問い合わせに対応する応募フォームも制作させていただいており、求職者とのやり取りもされているようで、良い人材が採用できることを願っています。
後記
サラリーマン時代は、リクルーティング・社員教育などにも関わっていましたので、今回のご依頼は求人サイト制作だけではなく、リクルーティング面でもご提案・お手伝いをさせていただきました。
リクルーティング用の動画制作の話もいただき、現在企画中です。
「求人は、求人専門サービスを利用しないといけない」という固定観念は不要かもしれません。